📊「平均年収」の正体
ニュースで「日本人の平均年収は400万円台」と聞いて、「そんなに貰ってないよ!」と思ったことはありませんか? 実は、平均値には「一部の極端な数値に引っ張られる」という弱点があります。
わかりやすい例:10人のクラスで...
- 9人はお小遣い 1,000円
- 1人だけ 100万円 持っている大富豪の息子
【平均値】10万900円
「平均するとみんな10万円持ってる」ことになりますが、実際は9人が1000円しか持っていません。
これが平均値の罠です。
この場合、真ん中の人の数値を表す「中央値(1,000円)」の方が、実態をより正確に表しています。
📉パレートの法則(80:20の法則)
平均とは少し違いますが、世の中の多くの現象には「偏り」があるという法則です。
ビジネスの世界
「売上の8割は、2割の人気商品(または優良顧客)が生み出している」
日常生活
「スマホを使っている時間の8割は、2割のアプリ(LINEやSNSなど)で占められている」
平均値以外の「代表値」
中央値 (Median)
データを小さい順に並べたとき、ちょうど真ん中にくる値です。
極端に大きい(または小さい)値がある場合、平均値よりも実態に近い値になります。
最頻値 (Mode)
データの中で最も頻繁に現れる値です。
「一番売れているサイズ」や「アンケートで一番多い回答」などを知りたい場合に便利です。
❓ よくある質問
- Q. 平均値と中央値、どちらを見るべき?
- データの分布によります。極端な外れ値がない場合は「平均値」、年収のように一部の高額所得者が平均を吊り上げてしまう場合は「中央値」を見るのが適切です。
- Q. 幾何平均(相乗平均)とは?
- 成長率や変動比率の平均を求める際に使います。全ての数値を掛け合わせ、その個数乗根(n乗根)を取って計算します。
- Q. 調和平均とは?
- 速度の平均などを求める際に使います(行きは60km/h、帰りは40km/hの場合など)。逆数の平均の逆数として計算されます。